労働政策審議会建議「時間外労働の上限規制等について」が6月5日、厚生労働省のホームページに公表されました。

労働政策審議会建議「時間外労働の上限規制等について」を公表します |報道発表資料|厚生労働省
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000166799.html

今年3月に発表された「働き方改革実行計画」を踏まえて、労働政策審議会の労働条件分科会にて審議を重ねてきたものをまとめた内容となっています。

  1. 時間外労働の上限規制
    1. 上限規制の基本的枠組み
    2. 現行の適用除外等の取扱い
      1. 自動車の運転業務
      2. 建設事業
      3. 新技術、新商品等の研究開発の業務
      4. 厚生労働省労働基準局長が指定する業務
      5. 医師
    3. 労働基準法に基づく新たな指針
  2. 勤務間インターバル
  3. 長時間労働に対する健康確保措置
    1. 医師による面接指導
    2. 労働時間の客観的な把握
  4. その他
    1. 法施行までの準備期間の確保
    2. 上限規制の履行確保の徹底
      1. 過半数代表者
      2. 労働基準監督機関の体制整備
      3. 電子申請の促進

中でも時間外労働の上限規制に関して、内容は従来と変わりありませんが、ポイントを再度あげると次の様なものとなります。

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