従業員が退職や労働条件の変更で社会保険の加入要件を満たさなくなった場合、その従業員は社会保険の資格を喪失します。
日本では、国民すべてが国民健康保険や勤務先の社会保険などいずれかの健康保険(公的医療保険)に加入する「国民皆保険制度」が採用されています。
そのため、会社で加入していた社会保険を失った後は、国民健康保険、任意継続制度、ご家族の健康保険(被扶養者)という3つの選択肢からいずれかを選んで健康保険に加入する必要があります。
今回は、その中でも任意継続制度について詳しく紹介します。なお、この記事では協会けんぽの任意継続制度の活用を前提に解説を進めます。
お伝えする内容
- 任意継続制度とは
- 任意継続制度に加入できる人
- 任意継続被保険者の保険料
- 任意継続制度における保険料の納付方法
- 任意継続制度の加入手続き
- 任意継続被保険者の資格喪失
- 任意継続制度におけるその他の注意事項
- おわりに
続きを読むにはログインしてください。ログイン情報は毎月1日発行の顧問様限定メールに記載されております。