9月に以下の記事でお知らせした、全国健康保険協会(以下、協会けんぽ)の「被扶養者資格の再確認」が始まっています。
協会けんぽのまとめによると、2022年度の被扶養者資格を再確認した結果、約7.8万人が被扶養者から削除となり、約9億円の前期高齢者納付金の負担削減効果が見込まれています。こうした数字からも分かるように、被扶養者資格の再確認は、保険給付の適正化や保険料負担の軽減を図るための非常に大切な手続です。
今回の記事では、協会けんぽに加入している企業の実務担当者が理解しておくべきポイントを解説します。
なお、健康保険組合でも同様に被扶養者資格の再確認が実施されますが、実施時期や確認方法はご加入の健康保険組合にご確認ください。
- 被扶養者状況リストの到着
- 再確認の実施方法
- 確認区分の確認
- 認定要件の確認
- 確認結果を被扶養者状況リストに記入
- 提出書類の準備
- 提出書類の郵送
- おわりに
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