厚生労働省がまとめた令和4年の労働災害発生状況によると、休業4日以上の死傷者数は過去20年で最多の132,355人となり、一方、死亡者数については過去最少の774人となりました。
このように死亡者数は全体的に減少していますが、内訳をみると「墜落・転落」による死亡者数は10年以上変わらず高いままです。さらに、これらの事故は10年以上連続で全体の中で最も多い割合を占めています。
また、休業4日以上の死傷者数においても「転倒」「動作の反動・無理な動作」に次いで「墜落・転落」が多い結果となっています。
今回の記事では、この「墜落・転落」の発生件数が多い建設業における、墜落・転落の防止対策を解説します。
- 墜落・転落、建設業での発生が依然として最多
- 事業者が対応すべきこと
- 建設業における墜落・転落の安全対策
- おわりに
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